活動の指針
過剰なスポーツ活動への警鐘
【団員への影響】
団員のスポーツ技能や体力を高めるためには、トレーニングを規則的に長時間継続して行うことが必要です。ただ、毎日休みなくトレーニングを続けると、心身が過労状態に陥り、トレーニングの効果が上がらないだけでなく、スポーツ傷害や燃え尽き症候群の発生の危険性が大きくなります。
また、学業がおろそかになるほどの激しいスポーツ活動は、絶対に避けなければなりません。
【保護者への影響】
休みないスポーツ少年団活動は、指導者や保護者の生活時間も拘束することになり、仕事や家庭を犠牲にするような事態が生じ、保護者の経済的負担も大きくなります。
これらの問題は、意欲を持って入団した子どもたちが辞めていったり、保護者が自分の子供をスポーツ少年団活動に参加させたがらない原因になっています。
この指針に添った適正な活動が展開されることを強く要望します。
徳島県スポーツ少年団本部委員会

